2022年01月28日
コロナの治験薬「イベルメクチン」まとめ
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http://jemta.org/index_220128.html
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コロナの治験薬「イベルメクチン」まとめ
お疲れ様です。
AHA岡山BLS・日本救命協会の久我です。
■1はじめに
現在の世界の人口百万人あたりの新規感染者数(7日移動平均)は、
イスラエル8550人、仏5340、米1960、英1330で、日本は470人です。
日本の感染者数は、世界102位で、イスラエルの1/20であり、
他国に比べると、まだ、ましな方だと言えるかもしれません。
http://jemta.org/z220128.html
但し、国内だけを見ると感染者数は過去最大を更新しており
https://ourworldindata.org/grapher/daily-covid-cases-deaths?country=~JPN
ワクチンが進まず、検査薬、経口薬モルヌピラビルが足りず、
保険所が機能不全な状況です。
第1波〜第6波を見ると、重症化率、死亡率は低くなっています。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1486710308617928716
オミクロンのBA.1、BA.2に移行するにつれて感染力が強くなっていますので
数が増えれば、重症者死亡者は今後増加するかもしれません。
憲法25条では人の生存権が保障されていますが、
第5波の時は保健所の手も回らず、薬もなく、何の医療も受けられずに、
8百人以上が自宅等で死亡し、憲法違反状態でした。
第6波でも、重症化が進めば同じ状況にならないとも限りません。
■2.イベルメクチン
第5波の時、日本で一番、コロナ患者を診た町医者と評される兵庫の
長尾和宏院長はミヤネ屋やバイキングに出演し、
「この薬は、非常によく効きます。飲めは翌日効ききます。
菅総理は、アベノマスクのように、イベルメクチンを全国民に配るべきだ」
と訴えました。
https://youtu.be/QwaN6pIq5lg?t=889
長尾和宏コロナチャンネル1/27
https://www.nicovideo.jp/watch/sm39945613
東京都医師会の尾崎会長も、自宅療養者の重症化を防ぐために、
イベルメクチンを使うべき時と会見しました。
https://youtu.be/D2luvnD2tE4
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210818-OYT8T50030/
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1433064315834167297
また、ノーベル医学生理学賞受賞者の本庶佑 特別教授は、
「イベルメクチンの海外の色んなデータを見ると、結構効いている。
或いは予防学的にも効いている報告もある。」
と紹介され、
安い既存薬を見捨てて、高価な新薬をめざす企業の利益と、
安価に入手可能な既存薬による人類の健康の問題を分離し
既存薬の適用外使用に柔軟な対応をすべきと言われています。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1488138836471255045
イベルメクチンは、
北里大学の大村智博士が、伊豆の伊東の土壌の中の微生物から作られた薬で、
この薬で、ノーベル賞を受賞されています。寄生虫、疥癬、オンコセルカ症の
治療薬であり、世界中で、40億回の使用実績があります。
マクロライド系の抗生物質であり、後に抗ウィルス機能がある事が分かり、
エイズ、デング熱、コロナウィルスなどRNAウィルスに効果があります。
コロナウィルスの、予防、早期治療、後遺症治療に有効とされています。
http://jemta.org/z161202.html
米国NIH、英Oxford大、北里大、興和で治験中で、岡大も参加されています。
■3.エビデンス
@オーストラリア・モナシュ大モナシュ大、試験管実験での論文
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1429818549795573770
作用機序は3つあるとされています。(ワクチンはACE2のブロック)
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1472893950830981120
A南米ペルーでの配布
8州の60歳以上に、予防薬として無料配布。感染/死亡が一気に減少
4ヶ月配布が遅れたリマ州と他の洲との差が明確
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1426556423798804481
Bブラジル政府の配布
住民に「イベルメクチン大量配布」キャンペーン
ナタール(100万回)含む3都市に配布。イベルメクチン配布の州は
隣接の配布しない州に比べ感染者数が減少
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1436689021510438917
Cインドでの配布
多くの洲でイベルメクチンを治療薬として配布。感染者減少
WHO幹部がイベルメクチンに反対。反対した洲の感染者が増えたため
インド弁護士会は、WHO幹部を告発。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1426915298754531332
Dアフリカでの配布
アフリカでは、コロナ対策ではなく、オンコセルカ症予防の為に配布
イベルメクチンを服用していた国はそれ以外の国に比べ、
コロナの死者と感染者が少なかった
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1443472474398605312
E南フロリダ、ブロワードヘルス病院
イベルメクチン投与=173人と、非投与群=107人で比較
死亡と抜管で投与群で改善した
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1438497862866771968
F国立全インド医科大学
n=186+186 医療者29±7歳
2回投与で、感染予防できた。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1434165504516648964
Gイベルメクチンの安全性
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1446764769424261125
H英国RCTレビュー
3400人対象、GRADE導入、Cochrane形式
感染:86%減少、死亡:62%減少、重篤な有害事象:まれ
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1446115356464930816
Iイベルメクチンン論文のメタアナリシス
現在、全76の研究あり。その中のRCTは、32件
予防効果84%、早期治療効果62%、後期治療26%の実績
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1450462839492255744
https://ivmmeta.com/
イベルメクチンは早く飲むことが必要です。
感染したかなと思ったらすぐに飲み、
感染している場合は、治療薬として働き、
感染していない場合は、予防薬として働きます。
余談ですが、コロナと無関係ですが
AHAのガイドラインでは、胸痛の時は
アスピリンアレルギーでなければ、
急性心筋梗塞を疑って、
アスピリン(80mgx2錠か、325mg1錠)を噛みます。
もし、急性心筋梗塞なら、すぐに飲めば、
血小板が凝集するのを防御します。
心筋梗塞でない場合、健康な人が飲んでも無害です。
但し、アスピリンアレルギーでない確認が重要
アスピリンジレンマと言って、
大容量で使えば鎮痛薬として動き、
小容量で使えば抗血小板薬として動きます。
米国英国では一般市民が一般市民に対して
ファーストエイドとして与えますが、
日本のガイドラインでは何も書かれていません。
■4.イベルメクチンへの反対意見
WHO、FDAはイベルメクチンに反対しています。
イベルメクチンを否定するJAMAの論文は不正があるとの指摘
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1434520441851310089
イベルメクチンに反対の理由
期待されるイベルメクチン:大村智博士に聞く
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1434875043121483776
八木澤守正・北里大客員教授に聞く。
「使用が進まないのは製薬会社の利害と推察」
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1438832209704611843
FDA前長官ファイザーに天下り、
MSD製薬は8万円のモルヌピラビル優先
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1433420738929692681
WHOの問題点
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1433794830719590407
麻生副総理:「WHOは、CHO(中国保健機関)だ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012352231000.html
イベルメクチンの欠点は安価であり、
特許切れで、ジェネリック薬があることです。
患者にとっては安いことはありがたいことですが、
製薬会社にはとっては敵となります。
先発品を出してるメルク社は、治験もせず、イベルメクチンは効かないとし
販売せず、8万円のモルヌピラビルを販売しています。
もし、イベルメクチンで予防ができるのなら、
ワクチンの緊急承認はされなかった可能性もあります。
コロナとの闘いはウィルスだけでなく、
人のエゴとの戦いでもあると思います。
■イベルメクチンを推奨する米国の団体(FLCCC)
https://covid19criticalcare.com/ja/
世界のイベルメクチンによるコロナ治療の第一人者は、
米国の救急医の団体の代表であるピエール・コリー先生です。
FLCCCは、I-MASK+ COVID-19の予防、および
早期の外来患者治療のプロトコルを出しておられます。
英国のBIRDもFLCCCのプロトコルを参照しています。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1484166771120631813
第18版では、ラムダ株用でした。
第19版は、まだ日本語訳がありませんが、英語版では
オミクロン用にも記述されています。
飲み方は、
慢性予防
食後0.2mg/kgを1回
(体重60kgの場合は、12mg錠1錠)
(体重90kgの場合は、12mg錠を1.5錠)
感染後発症予防
食後0.4mg/kgを1回、48時間後に1回(体重60kgの場合は、12mg錠2錠)
*妊婦、15kg未満は、飲まない方がよいです。安全性の確保なし
食後に飲んだ方が、血中濃度が高くなるそうです。
FLCCC代表のピエール・コリー先生 マレーシアのための医学講演
https://youtu.be/ZAsWmyr-fIc
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1440324518887653379
コロナの後遺症治療
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1449027188267765768
■個人輸入
昨年、イベルメクチンは、医師による適用外処方が可能で、
保険適用できるとされてました
但し、先発品メーカーのメルクが出荷していないようで、
医師によるストロメクトール(イベルメクチン)処方は不可です。
但し、個人輸入に関しては、自己責任で、合法的には可能です。
イベルメクチン 個人輸入
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1435977027039817731
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1429094725294821389
もう既に持っておられる方もいるかもしれません。
現時点では、価格が上がっているようです。
イベルメクチンのジェネリックの品質評価
補完代替医療学会誌によると、調査した4製品においては
品種に問題はなかったとあります。
但し、国内で正規に流通している医薬品は、品質有効性が担保されていますが
個人輸入される外国製品に保証はありません。
国によっては日本と同じレベルでの確認が行われていないので、
使用にあたっては、完全に自己責任になります。
副作用や問題点があっても、クレームを言えません。
利用にあたっては、リスクとベネフィットを
自己責任で十分に秤にかける必要があります。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1449340212736237597
Youtubeには、箱単位で輸入できた人の体験談もあります。
但し、200錠発注したのに税関で4錠以外没収の方もいます。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1435605688936382464
尚、医師による混合診療はできず、薬の輸入は制限があります。
個人での輸入は合法ですが、薬の譲渡は薬事法違反となります。
ただし第5波の時のように、薬があれば救命できるような状況なら
生存権を盾とできれば、憲法98条1項の規定により、
薬事法が憲法違反となる可能性があります。
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000945624.pdf
2004年以前でも、医師以外がAEDを使用して救命できた場合は
医師法違反には問う裁判官はいないと思います。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1450031073832755201
*イベルメクチンのホームページ
http://bls.me/
現在構築中です。
以上です。
今後のご健康、ご健勝、ご多幸をお祈り申し上げます。
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posted by jemta at 23:02| 日記