2020年10月21日
本日10/21の深夜、「2020 AHA CPR&ECCガイドライン」が発表されます。
本記事のURL
http://jemta.org/index_201021.html
こんばんは。
AHA岡山BLS・日本救命協会の久我です。
=========================================
本日の深夜23:30から、
AHAの新しいガイドライン2020が発表されます。
Toutubeのライブストリーム配信です。(無料)
■2020ガイドラインの科学と教育 Guidelines Science & Education Updates
2020/10/21 23:30 - 01:00(翌日)
https://youtu.be/lO4rdC-fKsI
■蘇生科学:新しいAHAデジタル蘇生法ポートフォリオの紹介
2020/10/22 01:30 - 3:00
https://www.youtube.com/watch?v=Y43KdzK0IJI&feature=youtu.be
尚、事前に登録されていた方は、上記のリンクではなく
お手元に届いている以下の件名のメール中のリンクで開いてください。
「Link for AHA Session 1: 2020 Guidelines Science & Education Updates」
「Link to join Bringing Science to Life:
Introducing the New AHA Digital Resuscitation Portfolio」
個別に届いたメールには、登録されている方の個人番号が
付与されているようです。このリンクをクリックすることによって、AHAは、
その人がGuidelines Virtual Experienceに参加した事を
記録しているようです。
(尚昨夜確認した所、登録は既に締め切られています。)
=========================================
■youtubeの日本語翻訳方法
AHAが個別の制限をかけていなければ、
・右下の歯車マークをクリック
・字幕をクリック
・英語(自動生成)
・再度、右下の歯車マークをクリック
・字幕をクリック
・自動翻訳をクリック
・右側のスライダーを下に操作して、一番下の下の日本語を選択
で、日本語字幕が出ると思います。
■2020 AHA CPR & ECC Guidelines:
The Virtual Experience on October 21, 2020!
https://cpr.heart.org/en/resuscitation-science/the-guidelines-virtual-experience
=========================================
P.S.
私の認識
これまでの5年後とのガイドラインの大改定では、
(1)新ガイドラインの論文と要約を発表、
(2)米国のリアルの大会場での、
ガイドラインのカンファレンス(インストラクターアップデート含)と
Scientific Sessionsを同時開催
(3)新しい教材販売、新しいコース提供
という流れでした。
今回は
(1)の発表と、(2)のガイドラインのカンファレンス、
(3)の新しい教材販売が同時になりました。
これまでより、すごく早く更新されています。
AHAはCOVIDのガイドライン作成もあって大変だったはずなのに
かなり頑張られたのではないかと思います。
・カンファレンス参加だけでは、インストラクターアップデートは
されないようで、日程は後日発表されることになっています。
・Scientific Sessionsは11/13-17のようです。
・新しいコースの提供は、教材発表後3ヵ月後以降です。(2/1?)
DVDでの提供はなくなって、オンラインかダウンロード形式。
英語版は、本日発売だそうです。米国で購入するより
日本購入の方がちょっとお得だと思います。
https://e-shepherd.jp/shopdetail/000000000625/ct62/page1/order/
・日本語版教材の提供は未定だと思います。
=========================================
個人的感想
これまで、
AHAのインストラクターのアップデートを一番早く確実に受ける方法は
米国に行き、カンファレンスに参加することでした。
2010のシカゴでは、登録料を事前に支払い、
会場入り口で、登録を済ませて、
私が今迄見たなかで一番広いドームみたいな会場で、
正面に何台もある大画面スクリーンの会場で、カンファレンスを受講し
終了後に出口で、全員に2010アップデートのバッチをもらいました。
その後、BLSとACLSのセッション会場に行ったのですが、
入り口でのチェックはなく、全体カンファレンスだけが
アップデートの条件になっているようでした。
2015のオーランドも同様でしたが、会場はやや狭い感じでした。
一部かもしれませんが、私が会場を出るときは、前回のバッチ配布は
ありませんでした。ですのでアップデート完了の証拠となるものは
受付で配布されたネームプレートだけでした。
2010の時は、ガイドライン論文だけでは不明確な所があり、
カンファレンスの会場でCPRのデモを見て、明確になったので
行った甲斐がありましたが、2015の時は特別な収穫はありませんでした。
ただ当日米国TCのコーディネータの方と遭遇し、会合後に
日本の麻酔科の先生と私でTCCのホテルに伺い、FCの方から、
Enrollwareの使い方の特訓?を受けたのでそれは成果でした。
会場は非常にハデに飾られており、看板の大きさには驚きましたが、
AHAはこういったイベントを行うことによって、ガイドライン作成に要した
費用を回収しようとしているのではないかと思いました。
シカゴは直通で行けますが、オーランドは経由しないと行けませんでした。
事前の準備および生き帰りの労力はかなり大変でしたが、
今回はコロナの影響で全てオンラインででき、
またカンファレンスは無料なので、
これは不幸中の幸いだと思っています。
===========================================
AHA岡山BLS・JEMTA日本救命協会
アイラボ (AI Laboratory) グループ
代表 久我清
〒700-0807 岡山市北区南方2-13-1
ゆうあいセンターL32 mail:kuga@jemta.org
tel :080-6324-5577 fax :086-228-3727
-------------------------------------------
・岡山市でAHAのBLSコースを毎週開催
(PC/スマホ) http://jemta.org/
感染が疑われる傷病者に対するCPR法を体験
コロナ期間中の13項目の感染対策済み
http://jemta.org/m/anticorona.html
・4名以上なら職場でBLSを開催できます
http://jemta.org/index_bls_syokuba.html
・AHA-FA ファーストエイド(応急手当)
毎月第4日曜開催;米国労働省法定講習
(PC版) http://jemta.org/fa.html
(スマホ版) http://aha-bls.jp/first_aid/
===========================================
以上です。
=========================================
posted by jemta at 19:05| 日記