2020年04月23日

AHA 新訓練メモ:COVID-19流行時の選択的な指導変更について



本記事のURL
http://jemta.org/index_200423b.html

こんにちは。
AHA岡山BLS・日本救命協会の久我です。
本日、AHAから連絡があり、
以下の案内がありました。

「COVID-19発生時のハートセーバーコース変更に関する
AHA BLSトレーニングネットワークのための中間ガイダンス」

COVID-19の厳重警戒期間中にAHAトレーニングネットワークに
柔軟性を持たせるための米国心臓協会の継続的な取り組みの一環として、
米国および国際的なAHA BLSトレーニングネットワーク向けに、
ハートセーバーコースを実施するための暫定的なガイダンスを
示す新しいトレーニングメモを発行しました。
このガイダンスは、米国を拠点とするTCと国際的なTCの両方に適用されます。

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https://ahainstructornetwork.americanheart.org/idc/groups/ahaecc-public/@wcm/@ecc/documents/downloadable/ucm_505799.pdf

NEW Training Memo: Optional Instructional Changes for HeartsaverR Courses during COVID-19 Outbreak

新しいトレーニングメモ:
COVID-19流行時の選択的な指導変更について

リリース日 2020年3月10日
注:このAHAトレーニングメモは、COVID-19に関してリリースされた以前の
AHAトレーニングメモよりも優先されます。
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目的
AHA CPR コース中の COVID-19 感染のリスクを最小限に抑える。
米国心臓協会のトレーニングセンター(TC)と指導者に、
必要に応じて、COVID-19に対する厳重な予防措置中のトレーニングのための
追加の柔軟性を提供すること。
これは、米国を拠点とするTCおよび国際TCに適用される。
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背景
COVID-19の最近の発生は、CPRトレーニング中の暴露の可能性についての
疑問と懸念を生み出しています。
AHAは、すべてのAHA TCおよびインストラクターに対し、
世界保健機関(WHO)のウェブサイトで概説されている既存の
推奨事項に従うよう助言し、米国では、疾病対策予防センター(CDC)の
推奨事項、および国の公衆衛生当局の提案や提案を
参照するよう助言している。
AHAの最大の関心事は、AHAトレーニングネットワークと
トレーニングを受けている人たちの健康と安全であり、
世界中で発生している感染症の最新動向を継続的に監視しています。
COVID-19からの感染からの最善の保護は、
推奨される手順に従うことです。

一般情報
AHAのTCは、COVID-19(新型コロナウイルスによる疾病)
に関する行動に関して、地方自治体や保健当局の指示に従う責任がある。
自治体から発表されたガイドラインに従って、
研修イベントを開催する前に、その地域での感染リスクを評価し、
感染を回避するために必要な予防措置を講じることが必要である。


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提言:

被災地にいる場合や、疾病伝播の懸念がある場合は、
以下のようにコース運営の調整を行うことが求められる。



閉鎖や集会に関する国の公衆衛生機関や
州・地方自治体の提案に従うこと。


特に被災地での海外旅行と健康に関するWHOの
最新の推奨事項に従ってください。


CPR トレーニング中の器具の除染については、
AHA の推奨事項に従ってください。



・すべての参加者は、コースの前後、おやつや食事の休憩時間の
前後に、石鹸と水で少なくとも 20 秒間手洗いをするなど、
良好な衛生状態を実践する必要があります。

・指導者は、各学生が練習やテストを行った後、
CDCの勧告に従ったアルコールベースの溶液を使用して、
マネキンを除染する必要があります。

・フェイスシールドを使用してはならないし、
口から口への直接換気を行ってはならない。

・ワン・レスキュー・スキルを練習する際には、
各生徒にポケットマスクとワンウェイ・バルブを
提供しなければなりません。
ポケットマスクはコース中に共有してはいけません。
参加者は、CDC の推奨事項に従って、練習の間は手袋を着用し、
清潔なバッグマスクを着用してください。

・可能であれば、WHOの社会的距離に関するガイダンスに基づいて、
トレーニング中はマネキンの間隔を3フィート(1メートル)以上
離すべきである。


これらの追加の注意事項は、2020年4月30日まで練習する必要があり、
必要に応じてAHAによって延長される可能性があります。
引き続き、AHAインストラクターネットワークやCPRverifyに
掲載されているメールや通知を定期的にチェックして、
AHAのトレーニングポリシーが更新される可能性があるかどうかを
確認してください。
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以上です。

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AHA岡山BLS・JEMTA日本救命協会
アイラボ (AI Laboratory) グループ
代表 久我清
〒700-0807 岡山市北区南方2-13-1
ゆうあいセンターL32 mail:kuga@jemta.org
tel :080-6324-5577 fax :086-228-3727
-------------------------------------------
・岡山市でAHAのBLSコースを毎週開催
コロナ期間中は1.8mの距離で少人数開催
 (PC/スマホ) http://jemta.org/
 VISA/MASTER/American Express/等カード可
・4名以上なら職場でBLSを開催できます
 http://jemta.org/index_bls_syokuba.html
・AHA-FA ファーストエイド(応急手当)
 毎月第4日曜開催;米国労働省法定講習
  (PC版) http://jemta.org/fa.html
  (スマホ版) http://aha-bls.jp/first_aid/
===========================================
以上です。



posted by jemta at 20:30| 日記

ヒューストンの医師によるコロナオンライン勉強会とマスクの手入れ



本記事のURL
http://jemta.org/index_200423.html

こんにちは。
AHA岡山BLS・日本救命協会の久我です。

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世界のCOVID-19の新規感染者数のピークは超えたように見えます。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-chart-list/
日本も同様に少なくなったようにも見えます。
https://www.asahi.com/special/corona/
これで収束するかに見えますが、
ハーバード大の研究によると、
政治的に学校閉鎖等の社会的距離を確保すれば、感染数は減りますが、
規制緩和すればまた再発するというようなサイクルを繰り返し、
ワクチン開発に成功しない限り、2022年まで繰り返すパターンが
シュミレートされています。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1250432972504752130
 
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■(1)市民向けオンライン勉強会のご紹介
ヒューストン日本商工会
新型コロナウイルス オンライン勉強会
https://jbahouston.org/covid19
 
講師:テキサス大、ベイラー医科大の日本人医師
Youtube公開:4/28(火)迄
https://www.youtube.com/watch?v=c8Iws-LNTV0
 
これは、3月末にヒューストンで、米国の医師研究者向けに
COVID-19に関する勉強会を開催していた経緯があり
それを市民向けに、オンラインでの勉強会を企画されたそうです。
 
COVID-19情報についてもわかりやすいですし、
オンライン会議のやり方についても
非常に勉強になります。
(尚、ウィルスの挙動については以下もわかりやすいです)
https://bit.ly/34XVusT
 
このオンライン勉強会の特徴
・Zoomで参加(主催者ホストが有料会員なら40分の制限なし)
・Youtube Live同時配信
・Polleverywhereによるオンラインアンケート集計
などです。

アフターコオrナ世界では、オンライン会合が増えるでしょうし、
感染抑制や会場費用の節約にもなり、参考になるのではないでしょうか。
 
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■(2)マスクの手入れについて
コロナウィルスの生存時間と有効な消毒薬については
2月のHospital Infection誌に独のグライフスヴァルト大から
詳細な研究結果が出されています。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1233985885848268800
その後、NIHからも出ましたが、結果は少し違っていました。
消毒薬については、不活性化時間が非常に重要で、私は
花王のビオレu、ハンドスキッシュX、ライオンのキレイキレイ
などの一般向け消毒薬は新型コロナには効果がないと思います。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1249304529889144832
FDAも推奨していますが、WHOが推奨する手指消毒薬Form1かForm2を
使うべきだと思います。
尚、手ピカジェル、ビビスコールはCDCの勧告にも、
上記論文でも準拠しており、有効な消毒薬だと思われます。
 
さて、今月、Lancet Microbe誌に同様の論文が発表されました。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1252243924107710464
この論文で私が興味を持ったのは、サージカルマスク表面での
ウィルスの生存時間です。
サージカルマスクの表面についたウィルスは1週間以上生きています。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1252525082951311360
 
先月末、マスク不足により、京大病院では1週間に1枚との報道が
ありました。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/191462
岡山県の感染症指定医療機関の中でも1週間に1枚の所があるようです。
LancetM誌の研究によれば、ウィルスは一般に寒さには強いようですが、
熱には敏感です。
もし、サージカルマスクを使い回しをせざるを得ないのであれば、
マスク工業会は、水で濡らすと機能が落ちると言われていますので、
70℃で5分以上で加熱した方がよいのではないかと思います。
試してみたら、薄いダンボールで挟んで、アイロン温度「中」で
10分置けば、70℃で5分以上を保て、
また、マスクに変化はありませんでした。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1252547826438909952
但しこの方法が有効であるエビデンスはありません。
 
他にも、マスク以外にも不足している資機材の中で、
ご存知かもしれませんが、フェースシールドは菅単に自作が可能です。
https://twitter.com/kiyoshikuga/status/1249712162420830209
 
以上です。
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AHA岡山BLS・JEMTA日本救命協会
アイラボ (AI Laboratory) グループ
代表 久我清
〒700-0807 岡山市北区南方2-13-1
ゆうあいセンターL32 mail:kuga@jemta.org
tel :080-6324-5577 fax :086-228-3727
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・岡山市でAHAのBLSコースを毎週開催
コロナ期間中は1.8mの距離で少人数開催
 (PC/スマホ) http://jemta.org/
 VISA/MASTER/American Express/等カード可
・4名以上なら職場でBLSを開催できます
 http://jemta.org/index_bls_syokuba.html
・AHA-FA ファーストエイド(応急手当)
 毎月第4日曜開催;米国労働省法定講習
  (PC版) http://jemta.org/fa.html
  (スマホ版) http://aha-bls.jp/first_aid/
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以上です。


posted by jemta at 20:16| 日記