2012年11月27日

BLSを含むJRC-Guidelines-2010英語版のILCORホームページ掲載

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こんばんは。AHA岡山BLS、JEMTA日本救命協会の久我です。
寒くなり、夜空の澄みきる季節になりました。
このブログをご覧になっておられる方、お元気でお過ごしでしょうか?

さて、2012/11/27付けでJRCからアナウンスがありましたが、JRC Guidelines 2010英語版
がILCORのホームページに掲載されました。
日本のJRC(日本蘇生協議会)は RCA(アジア蘇生協議会)の下部団体ですので、本来はRCAの
ガイドラインの基で、JRCのガイドラインができるのが順序ですが、RCAの体制が整わない
うちに日本のガイドラインの製作体制が先に進んで、 JRCガイドラインが先に出版されま
した。

現在、ILCORの参加メンバーは以下の7つの団体です。
http://jemta.org/index_ilcor.html
・American Heart Association (AHA)
・European Resuscitation Council (ERC)
・Heart and Stroke Foundation of Canada (HSFC)
・Australian and New Zealand Committee on Resuscitation (ANZCOR)
・Resuscitation Councils of Southern Africa (RCSA)
・Inter American Heart Foundation (IAHF)
・Resuscitation Council of Asia
 (RCA - current members Japan, Korea, Singapore, Taiwan)

今回の掲載追加でILCORで紹介されている各国のガイドラインは、AHA、ERC、JRCの3つに
なりました。
以下、ILCORで紹介されているガイドラインの一覧とJRCのガイドラインの英語版、日本語
版の一覧をまとめました。

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■国際蘇生連絡協議会ILCOR(International Liaison Committee on Resuscitation )
http://www.ilcor.org/
 CoSTOR 2010 documents
  (1)CoSTOR ERC
    http://www.cprguidelines.eu/2010/costr.php
  (2)CoSTOR AHA
    http://circ.ahajournals.org/content/vol122/16_suppl_2/
  (3)ERC Guidelines
    http://www.cprguidelines.eu/
  (4)AHA Guidelines
    http://guidelines.ecc.org/2010-guidelines-for-cpr.html
  (5)JRC Guidelines(JRCガイドラインの英語版)
    http://jrc.umin.ac.jp/english.html

PDF |『AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン 2010』のハイライト
http://tinyurl.com/d45u64v
書籍|AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2010
http://syg.co.jp/publish/book_specs/aha-guidline2010.html
書籍|AHA 2010 Guidelines for CPR & ECC: Supplment to Circulation
http://tinyurl.com/cg6tfql

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■日本蘇生協議会 JRC(Japan Resuscitation Council)
http://jrc.umin.ac.jp/

 JRC Guidelines 2010 English version
  (0)Preface
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121022_preface.pdf
  (Chapter 1)BLS(一次救命処置)2012/10/01
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121005_BLS.pdf
  (Chapter 2)ALS(成人の二次救命処置)2012/10/16
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121016_ALS.pdf
  (Chapter 3)PED(小児の蘇生(PBLS,PALS))2012/10/16
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121016_PED.pdf
  (Chapter 4)NCPR(新生児の蘇生)2012/10/01
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121011_NCPR.pdf
  (Chapter 5)ACS(急性冠症候群)2012/10/03
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121003_ACS.pdf
  (Chapter 6)NR(神経蘇生)[作成項目のみ英訳作業中]2012/10/10
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121022_NR_E.pdf
  (Chapter 7)EIT(普及・教育のための方策)2012/10/01
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20121012_EIT.pdf

 JRC(日本版)ガイドライン2010一覧
  (第1章) 一次救命処置 2011/06/22
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/BLS0615_c.pdf
  (第2章) 成人の二次救命処置 2011/09/29
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/G2010_02_ALS_120208.pdf
  (第3章) 小児の蘇生 2011/06/30
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/G2010_03_PBLS,PALS_120208.pdf
  (第4章) 新生児の蘇生 2011/07/22
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/G2010_04_NCPR.pdf
  (第5章) 急性冠症候群 2011/06/27
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/ACS0621_2c1.pdf
  (第6章) 神経蘇生[AHAのStrokeの章、ERC版にはなし。] 2011/10/17
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/G2010_06_Neuro_111025.pdf
  (第7章) 普及・教育のための方策 2011/06/22
    http://jrc.umin.ac.jp/pdf/EIT0616_c.pdf

書籍|JRC蘇生ガイドライン2010|へるす出版
http://www.herusu-shuppan.co.jp/book/700_749/739.html
書籍|改訂3版救急蘇生法の指針|へるす出版
http://www.herusu-shuppan.co.jp/book/550_599/553554.html
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posted by jemta at 19:32| 日記

2012年11月05日

「iPS細胞の京大の山中伸弥先生、ノーベル医学・生理学賞受賞」関連のつぶやき


こんにちは。AHA岡山BLS・JEMTA日本救命協会の久我です。
最近の私のつぶやきのうち、山中伸弥先生に関するものを以下古い順にまとめました。

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iPS細胞の京大の山中伸弥先生、ノーベル医学生理学賞おめでとうございます。
カメラの前でも「現場に戻って研究を続けます」と真摯で謙虚な態度は高潔な印象でした。
21時のNHKのインタビューで山中先生は「網膜変性の臨床研究がもう始まる。
神戸の高橋政代先生の所が最も進んでいる」と紹介。
                              2012年10月8日 - 6:48

山中先生の講演会での目標は少なくとも1回は笑いをとることのこと。
研修医時代のエピソード。
中学からの親友の局所麻酔手術。
普通10分で終わるのが1時間かかった。
山中先生「すまん」
親友「すまんて、どういうことや。ほんまたのむで。。」
手先が器用でなかったので基礎研究の道をめざしたと。
                              2012年10月9日 - 7:34

山中伸弥先生は中学2年生の夏休みの自由研究で
友達30人の協力も得てエビングハウスの忘却曲線に似た結果を得た。
記憶は学習後2時間まで一定で下がり、その後は一定だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A
                              2012年10月11日 - 0:10

山中伸弥先生は、「家内(知佳さん)は絶対記者会見にはでないと言ってましたが、
広報の方から『出ないと個別に取材されて逆に大変になる』と説得されて
記者会見に出ました」と。
アメリカ留学の時も、奥様は医師としての自分の仕事を中断して付いて来てくれたと
大変感謝されていました。
                              2012年10月11日 - 0:12

人の体の細胞は皮膚細胞、血液細胞など260種類の細胞からできています。
分化後の細胞の核の初期化はジョンガードン先生が予言してました。
iPS細胞開発以前に、ある細胞に特定の遺伝子を入れると
別の種類の細胞になる実験結果はでていました。
iPS細胞はどの細胞にも分化可能な幹細胞です。
                              2012年10月11日 - 0:13

山中伸弥先生には弟子の高橋和利さんがいた。
細胞初期化の為に注入する24個の遺伝子候補。
どれが有効か。
膨大な実験計画に苦悩中、
高橋さんが一言。
「全部いれてみたらどうですか」と。
成功。
がどれが効いたか?
「ひとずつ抜いたら」
これがiPSの成功に。http://tinyurl.com/9664qmc
                              2012年10月11日 - 0:16

高橋和利さんは、山中先生が奈良で初めて研究室を持った時に門をたたいた。
高橋さんは工学部出身で、「成績は一番悪く、経験も実績もない落ちこぼれ」と。
山中先生は器具の握り方から実験のやり方を手取り足取り指導。
5年後高橋さんは山中先生を追って移った京大の研究で今回の活躍をみせた。
                              2012年10月11日 - 0:17

山中伸弥先生「研究は真理を探究する仕事。
1枚1枚ベールをはがしていく。
1枚はがしても次のベールがある。
途中の1枚1枚も等しく大切。
たまたま最後の1枚をめくった運のいい研究者が人が脚光をあびるが、
今回の受賞はジョン・ガードン先生のおかげ。
50年間の偉業にのっかった成果。」と。
                              2012年10月11日 - 0:18

ジョン・ガードン先生は会見で「今回の受賞は山中先生のおかげ」と。
山中伸弥先生は「ガードン先生のおかげ」と。
また会見では一番に高橋さんの功績を高く宣揚。
高橋さんは「あの時は実験ノート千ページの中のたった1ページの出来事」と謙遜。
私は今まで見た受賞者の中で一番高潔さを感じました。
                              2012年10月11日 - 0:21

ジョン・ガードン×山中伸弥(×高橋和利)=ノーベル医学生理学賞では。
高橋さんは表面にでていませんが山中・高橋の師弟の勝利。
違う性格の人同士の方が成果がでる。
畑違いの高橋さんを受け入れ
「失敗してもいい。その時は山中クリニックの受付で雇う」と。
差異への尊重が桜梅桃李の個性を薫発。
                              2012年10月12日 - 7:06

今回の受賞でガードン先生が最も幸せなのでは。
50年前の研究が今評価された。
若いときにご馳走を知ると後の楽しみがなくなる。
ガードン先生に「科学者になるのは無理」、山中先生に「じゃまなか」と言った人がいた。
しかしこの”敵”がもっとも自分を強くしてくれる第一の味方ではないかと思います。
                              2012年10月12日 - 7:08

ノーベル賞受賞の山中伸弥先生のCellの論文は初めてマウスでiPS細胞を作製したもの。
著者はKazutoshi Takahashi and Shinya Yamanakaで
高橋さんがFirst Author。
山中先生の高潔さを感じました。http://tinyurl.com/8wndgk5
                              2012年10月13日 - 7:50

NHKスペシャルノーベル賞・山中伸弥iPS細胞"革命"を見ました。
米国留学中に恩師から
「研究者として成功するためには VW (Vision and Hard Work) が大切だ」と教えられた。
「予想できなかったことも大切な結果。」
「実験こそが自信になる。」
「自然は先生の中の先生」と。
                              2012年10月21日 - 7:07

高橋さんは細胞を初期化する遺伝子候補24個のうちどれが効くのかの実験で、
初めはそれぞれ1つずつ入れたシャーレを合計24個作り、
そして独自に25番目のシャーレに24個全て入れた実験したら、
この25番目のシャーレのみ細胞の初期化がみられ、
これが研究のブレークスルーになったと。
                              2012年10月21日 - 7:08

ノーベル医学生理学賞受賞後初めて、
アメリカの学会でお二人が再会された旨のニュースを見ました。
会見で、
山中先生「彼はまだアクティブに活動されている研究者です。
20年後、私も彼のようになりたいと思います。髪も(笑い)」
ゴードン先生「彼がいなければ私の功績は消えています。」と。
                             2012年10月24日 - 20:09
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posted by jemta at 12:52| 日記